あの日から起こったこと 大地震・原発禍にさらされた医療者たちの記録
社会問題 1650円販売終了
作品説明
いま明らかになる三病院脱出にいたるまでとその後のこと、
また、地元開業医や国保診療所の医師に起こったこととは。
医師9名、看護師7名、薬剤師・検査技師・臨床心理士・管理栄養士など6名による手記とインタビュー。
双葉町・JA福島厚生連双葉厚生病院(260床)――福島第一原発から約4キロ――
浪江町・西病院(79床)――福島第一原発から約9キロ――
南相馬市鹿島区・JA福島厚生連鹿島厚生病院(80床)――福島第一原発から約33キロ――
【目次】
1章 あの日、双葉厚生病院でおこったこと
1節 患者を連れた未曾有の避難
2節 バス6台での大移動
3節 重病者をヘリ移送
4節 危機を救った決断とその行動
2章 あの日、浪江・西病院でおこったこと
1節 取り残される恐怖
2節 〝再帰〟への道のり
3節 病院再開をあきらめない
3章 あの日、わたしたちにおこったこと
1節 南相馬・鹿島厚生病院でおこったこと
2節 診療所でおこったこと
解説/震災後の福島――医療の復興・再生への遠い道のり
前原和平(社団法人福島県病院協会会長/JA福島厚生連白河厚生総合病院院長)
発売日:2024/03/07
出版社:株式会社はる書房