書影

神保町と大正デモクラシー

北沢栄 文学 880円

販売終了

作品説明

神保町で書店を営んでいた曽祖父・谷村真介の大正期の日記を読んで私は驚嘆した。日記には現代史に登場する大人物が次々と現れ、曽祖父と親しく交流していたからだ。その中に、中国から留学していた周恩来、新進気鋭の芥川龍之介、社会活動家の賀川豊彦がいた。この3人の先人との対話で大正デモクラシーの特有の自由で多様な文化が浮かび上がる。

【目次】
プロローグ
1 中国人留学生
2 宝塚と浅草オペラ
3 パリ講和会議
4 文化の町
5 モガモボ
6 普選運動
7 カフェ
8 民本主義
9 労働運動
10 軍隊出動
11 ぼんやりした不安
12 大正の黄昏
エピローグ

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発売日:2021/04/01
出版社:ボイジャー

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