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作品説明
四十九日法要で喪主業務も一区切り。それは、同時に相続手続の本格化も意味する。遺産分割協議、銀行・証券会社残高の所有権移転、不動産移転登記、準確定申告、株式配当の受取り、相続税申告等の膨大な対応事項と並行し、初盆や年賀欠礼はがきの送付も実施が必要になる。多忙な日常生活に加わるこれらの不慣れな手続を、何とか解決していく主人公・町田。親の死を悲しむ暇もなく、人知れず苦闘する一人の喪主の姿を追った本書は、ハウツー本にはないリアルさを伴って読者に訴えかける。正に実用にも資する喪主メンター小説である。
【目次】
まえがき
第一部 遺産分割協議
第一章 繋がった戸籍
第二章 ゴールデンウイークの遺産分割協議
第二部 遺産分割協議結果に従い進む手続
第三章 分家の存在を意識
第四章 登記手続と準確定申告
第三部 遠隔介護
第五章 法要後の見守り体制再構築
第六章 見守りは隔靴掻痒
第四部 相続税申告と年末準備
第七章 相続税申告の準備
第八章 相続税申告の実施
第九章 未経験の年の瀬
あとがき
発売日:2020/05/01
出版社:ボイジャー・プレス
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