にっぽん虫の眼紀行 中国人青年の見た日本
紀行 759円販売終了
作品説明
日本と中国は隣国である。人種的にも、地理的にも、交流の歴史のどれをとっても日本人と中国人は非常にちかしい。しかし両者はときには非常に遠くもある。1962年生まれの著者は文化大革命の後半期を『毛沢東語録』を暗誦してすごしてきた。のちに留学生として来日し、肉眼をとおし、また肌で感じる日本の現実を「虫の眼」として体験する。小さな視点からとらえるものは一つの民族の喜怒哀楽をうつしだし、二つの国を結びつける文章を導きだした。好奇心溢れる中国青年が、繊細な視線とゆたかな感性で、忘れられた日本の自然と文化の奥深さを再発見したユニークな日本体験記。
『知日』の原点がここにある。
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・解説:柳田邦男(ノンフィクション作家)
「毛氏にはどうしてこんなにも豊かな出会いが生じるのだろうか。思うに、本当は誰でも日常の中でそうした物語に出会っているにちがいないのだが、残念なことに、心の中に物語の美酒を受ける容器《レセプター》を用意していないがために、何も気づかずに凡庸な時間を過ごしているのだ。」 本書「解説 美しい日本語の懐しさ」より
発売日:2014/12/22
出版社:ボイジャー