書影

3.11慟哭の記録 71人が体感した大津波・原発・巨大地震

金菱 清/東北学院大学震災の記録プロジェクト 社会学 2464円

販売終了

作品説明

正体不明の“つなみ”が悲しみだけを残していった―3. 11大震災の生々しい体感,慟哭と彷徨,絶望から再起への想いを,宮城・岩手・福島27市町村71人の被災者が自ら書き下ろした“震災エスノグラフィ”。「人類史に残る記録」と大反響を呼ぶ。

【目次】
大津波 ババのへそくり 泥の中─南三陸町志津川廻館 佐々木 米子
ここは津波常襲地─南三陸町戸倉字波伝谷 後藤 一磨
大川小学校で愛する娘を亡くす─石巻市旧河北町 狩野 あけみ
妻や孫を呼ぶ声だけが谷間に谺する─石巻市北上町十三浜大室 佐藤 清吾
大津波に何回も呑まれ意識を失う─石巻市北上町十三浜菖蒲田 千葉 五郎
雄勝法印神楽をなくしてはならない─石巻市雄勝町水浜 伊藤 博夫
おじいさんは大好きな海に帰ったんだ─石巻市渡波 丹野 宏美
目の前を家もトラックも人も……─石巻市渡波 平塚 将人
水産会社廃業の選択─石巻市魚町 斎藤 廣
泥に「かな無実です」と刻む─石巻市湊 阿部 果菜
地獄のなかの救命小舟─石巻市南浜町 奥田 裕次
石巻は火と水と寒さ─石巻市日和が丘 遠藤 美千代
避難所から消えた中国人研修生─石巻市南光町 熊谷 亜美
「盗み」に入らざるをえない現実─石巻市貞山 成田 賢人
数少ない病院の役割─石巻市山下町 亀山 富二江
海水と泥と闘う毎日─東松島市赤井 佐々木 和子
生きたまま焼かれる!─気仙沼市鹿折地区 加藤 弘美
海を生き抜く信用取引─気仙沼市魚町 齋藤 欣也

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発売日:2024/07/05
出版社:新曜社

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