新着作品
書影

ライラックの花香るころ 中国語を生涯の友として

神崎多實子 人物評伝 2970円

販売終了

作品説明

中国語通訳の第一人者として国交正常化前から70年近く活躍してきた著者の自伝。2歳で満洲にわたった著者は、敗戦後の中国長春で初めてきちんと中国語と向き合う。1953年帰国。貿易代表団の来日を皮切りに、京劇代表団の日本公演、原水爆禁止世界大会(長崎)などで通訳を務め、1990年からはフリーランスの通訳者として様々な国際会議やニュース番組を支えてきた。許広平(魯迅夫人)、曹禺(劇作家)、廖承志(中日友好協会会長)、江沢民(元国家主席)、細川護煕(元総理大臣)など折々の登場人物も圧巻である。

【目次】
まえがき
第I部 満洲崩壊から新中国の誕生
 プロローグ
 第一章 「五族協和」の日々
 第二章 敗戦、国共内戦の時代
 第三章 解放区吉林へ
 第四章 再び長春へ――歌から覚えた中国語
 第五章 東北師範大学附属中学校――師生情、同学情
 第六章 帰国の途へ

第II部 帰国、通訳の道へ
 第一章 緑の島――日本
 第二章 駆け出しの通訳のころ
 第三章 中国再訪、青春の想い出
 第四章 中国語研修学校の教師のころ
 第五章 北京友誼賓館の想い出――マラソン人生の小休止
 第六章 銀行の通訳時代――一九八〇~一九九〇

第III部 通訳奮戦記 
 第一章 放送通訳の現場から
 第二章 要人の通訳――切り立った稜線を行くが如く
 第三章 グローバル化の波間で
 第四章 言葉からみた両岸関係の変遷
 第五章 通訳こぼれ話

第IV部 旅の栞
 再び友誼賓館を訪れて――合歓の木の下で
 遥かなるロシア――一二日間の旅
 「目から鱗」――中国六日間 文化の旅

あとがき

▼この作品をシェアする
  • facebook
  • Twitter
  • LINE
  • はてなブックマーク
  • リンクをコピー
発売日:2025/07/15
出版社:株式会社東方書店

神崎多實子の作品一覧

ジャンルからさがす

まだまだあります

  • 作家・片岡義男 電子書籍作品の公式サイト
    片岡義男.com