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今日も演じてます

月と文社 文学 2200円

販売終了

作品説明

「ちゃんとした大人を演じる」「頼れる上司を演じる」「いい子を演じる」――私たちは日々、なんらかの役割やキャラクターを演じています。

本書は、「陰キャ」「良き母」「サラリーマン」「アイドル」「できる人」「道化」…などを演じてきたという自覚を持つ8人の人生を紐解くインタビュー集です。演じることで感じた違和感や苦しみ、得られたもの…。赤裸々な語りは、個人的な物語であり、今を生きる私たちが共有している物語でもあります。

何かを演じて生きることの意味を考えながら、「どんな自分でありたいか」を自問自答できる一冊。「今日も演じちゃったなあ」と感じた夜に、その苦みや甘さをかみしめながらページをめくってみてください。

【目次】
「陰キャ」を演じる…するめ(20歳・技術職)
  幼稚園の頃から『アメトーーク!』が好き/女の子の前では演じてしかいない 他
「良き母」を演じる…ゆきんこ(53歳・倉庫のパート勤務)
  ママ友関係からフェードアウト/八十代の親の喧嘩に遭遇して 他
「サラリーマン」を演じる…麦畑(38歳・一般企業勤務)
  サラリーマンは負け犬だと思っていた/「野原ひろし」になれた喜び 他
「大人」を演じる…みゆき(41歳・営業会社勤務)
  CA時代のストレスは怖い先輩/セールストークがしんどくて 他
「アイドル」を演じる…マサト(46歳・プロレスラー)
  いじめられていることに気がつかなかった/自分に合わないキャラでは人気が出なかった 他
「できる人」を演じる…真由子(30代後半・事務職)
  キラキラ起業女子の講座に参加した/「自分らしさ」という言葉にモヤモヤする 他
「道化」を演じる…ユウスケ(30歳・フリーランス編集者)
  「成績いいキャラ」から降りられない/自分の性と向き合い始めた 他
「普通」を演じる…yariko(45歳・事務職)
  母親に気に入られたくて「信者」を演じた 他

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発売日:2025/12/10
出版社:月と文社

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