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往信
詩/短歌/俳句 2090円販売終了
作品説明
ぼくの街、森、湖辺(うみべ)から
きみの駅、埠頭、観覧車へと
連絡橋を渡っていく切手たち。そして鳩。
──────飛浩隆
【収録歌より】
はるのゆめはきみのさめないゆめだからかなうまでぼくもとなりでねむる
いちめんに銀杏つぶれラブコメの最後はかならずラブが勝つこと
関係を名づければもうぼくたちの手からこぼれてゆく鳳仙花
にしんそばと思った幟はうどん・そば 失われたにしんそばを求めて
香港の十分おきに雨が降る映画のなかの雨の香港
【栞】
川野芽生「過誤に殉じて」
榊原紘「あこがれ」
平岡直子「風穴」
【目次】
湖辺で
春睡綺譚
良い旅を
あのひとに
ラブ・コメディ
そのあとの
夏の日記
ベリー・サマー
走る
セオリー
パーリデイ
pro(f|c)essor
到達
rain radar
往信
探偵と天使
草津、湯畑のそば
具象と灯籠
まちあるき
たばかり
橋と水/ペテルブルク
早春賦
百年前
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発売日:2025/05/23
出版社:書肆侃侃房