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メイ・モリス 父ウィリアム・モリスを支え、ヴィクトリア朝を生きた女性芸術家

大澤麻衣 人物評伝 2420円

販売終了

作品説明

モリス商会創設150周年

刺繍は高度な技術とセンスを必要とする芸術ですが、それに携わってきた女性たちは芸術家として扱われてきませんでした。この本はそんな刺繍に人生を捧げた女性アーティストの姿を浮き彫りにします。 
――北村紗衣

アーツ&クラフツ運動の巨匠ウィリアム・モリスの娘、メイ・モリス。彼女は父の影に隠れながらも「ハニーサックル」などモリス商会の代表的なデザインを手がけた才能豊かなアーティストだった――。刺繍、服飾、ジュエリーなど多岐にわたる作品を創り出し、激動のヴィクトリア朝を生き抜いた彼女の功績はこれまでなぜあまり知られていなかったのか?一人の女性として、そして時代の先駆者として生きたメイ・モリスの生涯を紐解く。

モリス商会の原点であるレッド•ハウス。アーツ&クラフツが繁栄したハマースミスの街。メイにとって終の棲家となったケルムスコット•マナー。メイによる大作が誕生したメルセッターなど、モリスゆかりの地に、メイの幼少から晩年までをたどる写真、メイが描き遺した水彩画とスケッチなど、画像を50点以上掲載。

【目次】
プロローグ
第一部 両親の出会い
第二部 商会のはじまり
第三部 幼少時代
第四部 少女期
第五部 十代
第六部 学生時代
第七部 社会主義
第八部 ハマースミス
第九部 別れ
第十部 メイ・モリスとして
第十一部 そして世界へ
第十二部 別れと出会い
第十三部 ケルムスコット
第十四部 晩年
エピローグ
あとがき
人物相関図
メイ・モリス略歴
メイとモリスとアーツ&クラフツゆかりの地
参考文献

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発売日:2025/05/23
出版社:書肆侃侃房

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