書影

絶望ハンドブック

坂口恭平 エッセイ 2200円

販売終了

作品説明

作家・坂口恭平が若い頃よりとらわれてきた自身の「絶望状態」との格闘をつづった、切実で赤裸々な記録。困難の果てに辿りついた「絶望」との新たな関係性にいたる道筋は、渦中にいる多くの人々に希望を示すだろう。
苦悩する人へのギフトであるとともに、人間の精神や創造性への洞察をはらんだ「絶望文学」のマスターピース。

「死なないためのハンドブック。それが今回の執筆の目的だ。とにかくあの絶望しているときの自分に向けて書いてみたい。正直、恥ずかしすぎて、書きたくないなという気持ちもある。でも、とりあえず自分のためなのだから、気にせずに書いてみよう。いやなら、あとで消せばいいだけだ」(「はじめに」より)

【目次】
はじめに
第1章 絶望の分析
第2章 絶望の渦中で
第3章 絶望の変調
第4章 絶望と生きる
おわりに
付録 絶望状態のメモ

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発売日:2024/12/07
出版社:エランド・プレス

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