模擬授業 その効果と活用
哲学/思想 1760円販売終了
作品説明
今では教育界に定着している模擬授業。それは先生方を子供に見立てて授業を行う研修方法で、著者が向山洋一先生主催の勉強会で行って見せた講習会が最初でした。本書では模擬授業の成り立ちや有効性を解説するほかに、模擬授業の構成要素(第3章)などを通して、教師が授業を行う際に求められる基本のスキルがわかりやすく整理され、授業名人が長年の指導経験を経て作り上げた授業の形やコツが惜しみなく披露されています。模擬授業の活用を考えている先生はもちろん、まずは本を読み指導技術を磨きたい先生にも役立つ一冊です。
【目次】
第1章 模擬授業とは
1 模擬授業の発祥
2 模擬授業と通常の授業
3 模擬授業と
4 模擬授業の効用
第2章 模擬授業と追試の類型
1 模擬授業の四類型
2 模倣と追試の違い
第3章 模擬授業の構成要素
1 教授話法
2 発問の作り方、与え方
3 板書法
4 ノート作業
5 机間巡視
6 指名技法
7 評価
第4章 深掘り授業観
1 状況の論理と計画の論理――攻めの技術と受けの技術
2 授業の「束ね」と学力形成
3 教材内容と教科内容
4 素材研究と教材研究
5 伝わること、伝わらないこと
第5章 模擬授業の実践事例
1 小学校一年「くじらぐも」
2 小学校四年「ごんぎつね」
3 小学校五年「大造じいさんとガン」
4 中学校 詩「青イ花」
終章 模擬授業の目指すところ
1 目指すべき授業の在り方 ほか
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