書影

銭湯

福田節郎 文学 1650円

販売終了

作品説明

読む/書くを通して、人は自由にどこにでも行かれる。
言葉にはこんなことができるのだし、言葉にしかこんなことはできない。見事な文章体力の、風通しのいいチャーミングな小説。(江國香織(小説家))

呆れ返ること必至! 笑っちゃうこと不可避!! なのにグッときちゃうこの不思議!!!
新人はヘンテコなくらいがちょうどいい。
人間は少しダメなくらいがちょうどいい。
生き方はゆるいくらいがちょうどいい。
だから福田節郎の小説は、すごくいい。(豊﨑由美(書評家))

【あらすじ】
知り合いから頼まれて顔も知らない人と待ち合わせをする羽目になった俺(水上)。この人と思ったキザキさんは別の男と去ってゆき、代わりに現れたサカナさんに誘われるままに不思議な居酒屋で飲み明かし、まさに迷宮にはまり込んでゆく、心理的ロードムービーのような作品。ほかに書き下ろし「Maxとき」も収録。

【目次】
銭湯
Maxとき

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発売日:2024/09/27
出版社:書肆侃侃房

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