書影

富士山を壊すのは誰? 富士山登山鉄道構想が観光立国日本をダメにする

渡辺豊博/村串仁三郎 社会問題 1980円

販売終了

作品説明

神宮外苑の次は富士山の破壊! 日本人の心の山である世界遺産富士山に湧いて出た山梨県の「富士山登山鉄道構想」。五合目の大規模開発を伴う計画は建設費1,400億円。どこまで膨らむのか疑わしい予算、一度失ったら戻らない自然を壊すずさんな計画はどこかで聞いたことがあるようなもの。世界の観光の最先端を知り尽くし、世界遺産登録運動の先導役を務めた「富士山学」の権威、国立公園の研究者らが富士山の本当の魅力、「登山鉄道」の危険、無謀さを明らかにする。
開発を抑制し、原生に近い自然が残っていればいるほど、価値が高まり観光客が押し寄せる世界の観光地の最前線を紹介。開発優先で世界の観光地の潮流から立ち遅れる現実、目先の利益を追うことで、かえって本来の価値を損なう日本のあり方を問う。

【目次】
はじめに 富士山登山鉄道計画は行政による富士山の「いじめ」だ
第1章 世界の観光の潮流から遅れる富士山の観光そして日本の観光
第2章 富士山の歴史、その信仰と恵み
第3章 富士山6つの危機と本来の価値
第4章 富士山登山鉄道はなぜ必要ないのか
第5章 富士山鉄道開発の経緯と現計画の問題点
第6章 富士山登山構想の背景にある国立公園満喫プロジェクトとは
第7章 私が考える富士山再生への復活プロジェクト 緊急座談会「富士山を壊すのは誰?」

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発売日:2024/07/19
出版社:株式会社泉町書房

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