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作品説明
「核兵器」「生物兵器」と並ぶ、20世紀が生んだ大量殺戮兵器「化学兵器」。その威力は核兵器には劣るものの、作成に大掛かりな設備が必要なく、その種類も致死性から非致死性までと豊富なことから、「手軽な」殺戮兵器として、戦争・テロ・暗殺・暴徒鎮圧など、近現代史のあらゆる場面で使用されてきた。各種化学剤の製造法、性質、作用機序、対処法に始まり、使用法、同定法、開発史、実戦使用例、規制に至る、あらゆる面を網羅した、化学兵器のすべてがわかる本。
兵器に盛り込まれた高度な技術を紐解くシリーズ「兵器の科学」第2弾
【目次】
『兵器の科学』シリーズ刊行にあたりまして
はじめに
第1章 基礎知識
第2章 窒息剤
第3章 糜爛剤
第4章 神経剤
第5章 血液剤
第6章 嘔吐剤
第7章 催涙剤
第8章 無力化剤
第9章 特殊な化学兵器
第10章 使用方法
第11章 同定方法
第12章 各国での開発
第13章 実戦使用例
第14章 制限条約と現状、評価
推薦図書
おわりに
附録
発売日:2024/07/25
出版社:株式会社明幸堂