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neoコーキョー1 勝手にカウント調査をはじめよう

辻本達也 近くを冒険するハンドブックシリーズ ノンフィクション 1593円

販売終了

作品説明

日々、なにげなく歩いている「歩道」や「街」の見えかたが変わる本。
14日間路上に座って、ひとの数をかぞえた記録。

「心細かった。いまからおれは池袋の路上で人の数をかぞえようとしている。街は日曜なりにそこそこ賑わっている。すわれそうな場所を探し歩くけれど、どこにすわっても白い目で見られる気がした」――本文より

歩道のすみっこに座る。前をひとが通る。親指でボタンを押す。カウンターがしめす数字が「000」から「001」になる。また、ひとが通る。「002」になる。これを14日間続けながら、見えたもの、考えたこと、調べたことを記録した調査誌です。

・コロナウィルス感染症による緊急事態宣言下の街路はどんなふうだったか?
・人を「数」として捉えるとはどういうことなのか?
・かぞえるのに飽きてきたら、人は何をかぞえるようになるのか?
・街ゆく人からどんなふうに見られ、どんな言葉をかけられたか?

かぞえる対象は通行人の数から、性別、姿勢、持ち物などと変わっていき、最後は?

連載陣によるマンガ、占い、絵巻物あり!
シリーズ創刊一冊目だからこそ全力で冒険した一冊。

【目次】
はじめに:neoコーキョーシリーズと焼き鳥

勝手にカウント調査2021(04.25-05.03)
#1 池袋の路上
#2 公共空間=チューブ
#3 接近
#4 1059人
#5 カバンの持ちかたは六種類しかない
#6 雨
#7 ひとびとを六つにふりわけてボタンを押す

マンガ
鮎川奈央子「ここ草っぱらキック」 第1話 なんだ!?

勝手にカウント調査2023(10.22-10.30)
#8 起用著名人
#9 装い
#10 (ノン)フィクション
#11 声
#12 スマホを手に持って歩く人の数
#13 ダンス
#14 発見の大小

占い&コラム
SUGAR「失われた世間を求めて」 第1回 世間師
世間をひろげる十二星座ラッキーモチーフ——脱社畜する島耕作編

絵巻物
林丈二「ボクは林丈二の思考です」 第1回 映画『シェーン』を観ようとしているときのアタマのなか

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発売日:2024/10/11
出版社:松谷書房

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