フェイクとの闘い 暗号学者が見た大戦からコロナ禍まで
情報通信 2420円販売終了
作品説明
サイバーセキュリティ、本人確認、ブロック・チェーン、暗号資産(仮想通貨)、クラウド環境やテレワーク・リモートワーク…。これらの普及によって、軍事・外交の道具だった「暗号技術」は、いまやサイバー空間の基盤技術となりました。
その「暗号技術」の先駆者が、情報工学や暗号理論を専門としない方々にも理解できる分かりやすい言葉で、サイバー空間とフィジカル空間を融合させたソサエティ5.0社会、そして情報セキュリティの理念と現実の最適化について語ります。
【目次】
プロローグ――理念と現実
[加藤尚武編]辻井重男語録
第1章
太平洋戦争をはさんで
――暗号学者の小さな履歴書Ⅰ
第2章
戦時中の文化人の現実認識
対話篇1 天国からの恩師のご下問に応えて
――楕円曲線暗号から情報セキュリティ総合科学まで
第3章
サイバーセキュリティをめぐる活動
――暗号学者の小さな履歴書Ⅱ
第4章
情報社会のセキュリティと倫理の課題
対話篇2 天国からの恩師のご下問に応えて
――デジタル社会基盤としての暗号について
第5章
サイバーセキュリティの未来
資料篇
発売日:2022/09/02
出版社:ボイジャー・プレス
コトニ社
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