スタッフのつぶやき 2025.02.25

『増補新版 学級経営実践マニュアル 教室はよみがえる』が日刊新周南に掲載されました。

2025年2月7日に発売された『増補新版 学級経営実践マニュアル 教室はよみがえる』(刀根良典・手塚郁恵 共著/とね臨床心理士事務所 出版部)が日刊新周南に掲載されました。

【周南】教員に「希望とときめきを」
刀根さんが学級経営マニュアルの増補新版

2025年02月19日会員限定日刊新周南

周南市遠石の「とね臨床心理士事務所 カウンセリング・オフィスZEN」を主宰している刀根良典さん(73)が小学校の教員時代に小学館から出した「学級経営実践マニュアル―教室はよみがえる」の増補新版を同事務所出版部から出版した。

子どもたちの人間性を育む具体的な方法をわかりやすく示した本。教員向けに書いたが、刀根さんは教員志望者が激減している現状に「教員に希望と、ときめきをよみがえらせる本。これから教師を目指す人にも読んでほしい」と話している。

初版の発行は1988年。刀根さんと親業訓練・教師学インストラクターの故手塚郁恵さんとの共著。94年までに第4刷まで発行され、多くの人に読まれたが絶版になっていた。刀根さんが小学館を訪れて話し合った結果、同社が版権を放棄し、復刊の道が開けた。
増補新版の発行にあたっては同市八代の出版社、ロゼッタストーン(弘中百合子代表取締役社長)が編集などに協力した。B5判320ページで、そのうち60ページは「増補」。刀根さんが和田小の教頭だったころの指導を主に紹介している。最後は最近、刀根さんが取り組んでいる教職員の「メンタル不調」の予防について記述している。

本文は、子どもが自分で体験し、学んでいく方法。「自己実現をめざす」、「よい人間関係をつくる」など8章で構成され、30ほどの実践方法が記されている。いずれも生徒が記述する「ふりかえり用紙」などが付いていて、プリントしてそのまま使えるようになっている。
「学級の風土をつくる」の章ではグループで取り組む「人間知恵の輪」や「あいさつゲーム」▽「肯定的な自己概念を育てる」では自分の手型、足型をとってみることや、名前をデザインする「わたしの名前」など、いずれも楽しみながら学びにつなげるものとなっている。

Amazonで紙版は2,800円、電子版は2,200円で購入できる。電子版はAmazon以外のネット書店でも買える。周南3市の図書館にも寄贈することにしている。

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