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守り人シリーズ電子版 8.天と地の守り人 第一部
ファンタジータルシュ帝国からの航海の途中で、行方不明となった皇子チャグムを探すため、バルサはロタ王国へむかう。一方、北の大陸には、タルシュ帝国の侵攻がせまっていた。 「守り人」シリーズ最終章となる三部作の第一弾!
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守り人シリーズ電子版 9.天と地の守り人 第二部
ファンタジー国々の存亡をかけ、チャグムとバルサはカンバル王国へむかう。しかし、カンバル王の側近には、タルシュ帝国と内通しているものがいた。 「守り人」シリーズ最終章となる三部作の第二弾。
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守り人シリーズ電子版 10.天と地の守り人 第三部
ファンタジー「守り人」シリーズ最終章、完結編。隣国との同盟のために奔走したチャグムは、ようやく祖国・新ヨゴ皇国にたどり着く。帰還したバルサ、チャグムを待っていたものとは……。 「守り人」シリーズ最終章となる三部作の第三弾。
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小熊秀雄の詩と時代
エッセイ小熊秀雄はプロレタリア文学運動の退潮期に独自な個性をもって詩壇に登場した。多くの詩人が沈黙してうなだれているとき、「しゃべりまくれ」という詩を書いた。 樺太生まれの小熊秀雄の詩や物語に息づく激しくしかも繊細な風はまぎれもなく北の大地のそれだ。 本書は詩人が若き時代に出会った編集者壺井繁治の貴重な記録といえる。
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新版・小説道場3
文学数多くのベストセラーで知られる栗本薫が、中島梓の別名で雑誌JUNE誌上に連載した小説講座第3巻。やおい・BLとして知られる男性同性愛小説向けの内容ではあるが、天才作家が創作の機微から具体的技術までを余すところなく伝えた、創作を目指す者にとり必読の書。この巻では投稿者の成長と、また人気作家として活躍する道場出身者の活躍ぶりも描かれその点でも興趣尽きない内容となっている。
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あばらやの星
文学「こじき」という言葉が日常的に使われていた時代。捨て子や浮浪児はどこにもいた。 流れ者の職人が、昼時に同僚職人たちの残り物をおもらいしているコマツとサンゾウの姉弟こじきを、みるにみかねてひきとる。男の家はあばらやだがそこには子どもたちの大好きな電灯があった。
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エーゲ海 波静か
文学先に発表した「カレドニアン・ローズ」の前段です。マツゾノとグィネスの出会いはエーゲ海クルーズの途上でした。二人はどんな事件に遭遇したのでしょう【目次】序 章 それぞれの休暇第二章 穏やかな船旅第三章 デボラの死とアリバイのない船客第四章 疑われる神父第五章 それぞれの動機終 章 エーゲ海波静か
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十五夜の月
文学壺井栄の物語づくりに深い影響を与えたのが祖母であることはよくしられている。 栄は小さい頃から祖母のそばで寝物語にいろんなお話をきかされて育った。お話だけにとどまらず、古い歌もきかされていた。 本作は祖母をモデルにした、もっとも長編の物語ではないだろうか。
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港の少女
文学小豆島に巡礼するおへんろさんがたくさん島にわたって来たころのこと。村の船つき場の桟橋近くにちいさな店ミドリヤ屋がある。 小学生の孫娘と暮らす、六十すぎたおばあさんがひとりできりもりしている店で、質素な旅人に重宝な店。 みやげものや日用品を商い、夕方は手打ちうどんやいなりずしを食べる店。 出る船、着く船、孫娘ケイ子とおばあさんの暮しは汽笛とともにあった。
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新版・小説道場2
文学数多くのベストセラーで知られる栗本薫が、中島梓の別名で雑誌JUNE誌上に連載した小説講座第2巻。やおい・BLとして知られる男性同性愛小説向けの内容ではあるが、天才作家が創作の機微から具体的技術までを余すところなく伝えた、創作を目指す者にとり必読の書。