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愛を貫く タコス・トレス・エルマノスの革命
エッセイ本場メヒコから火が着いた。なぜ日本のタコスとここまで違うのか?「メヒコのタコスそのものが食べられる」と、日本よりも先にメヒコ本国で話題になったタコス・トレス・エルマノス。8万人いるインスタフォロワーの7割が外国人で、原宿店は世界各地から集まる観光客の新しい巡礼スポットとなっている。店内はスペイン語が飛び交い、「ストリートフードとしてのタコス」をその文化ごと伝えるスタイルで、連日開店前から大行列、売り切れが続き、代表・古屋大和の愛情あふれる歯に衣着せぬパーソナリティもあり、熱狂的なファンを日々増や
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地球に落ちてきたイトコ
ライトノベル高校一年生のあたし、百武千晶は、引っ越しで荷物を整理中に、引き出しの奥から奇妙な日記を発見した。NYからやって来て同居しているイトコのホシオがエイリアンだという、S F小説みたいなもの。でも、あたしに書いた記憶はないし、ホシオも心あたりはないという。そんな折に、ひょんなことから知り合ったキャサリンこと安藤数子というお嬢様が、ホシオにすっかり夢中になってしまう。豪邸でのパーティーや豪華ディナーにプレゼント三昧。ホシオもまんざらでもない様子で、あたしは気が気でない。ところが、そんなあたしとホシオは、
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人らしく人を導く 武道の教えでビジネスを進める
経営/経営学本書では、自然に人が付いてくるリーダーになるための考え方や、これまでのやり方を変えるべきところを古い武道の教えと最新のリーダーシップ論の融合から学ぶことができる。面白みがあり考えさせられる古い寓話と、論理的な心理研究による多方向からのアプローチにより、著者の経験と考え方が読者のキャリアにも応用できる方法論に昇華されている。仕事だけに偏るのではなく、心身の健康を保ちつつプライベートを充実させたいと願う人にとっては必読の一冊となっている。【目次】(一部抜粋)第一章 人生の調和を見出す第二章 一線を引
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普通の奴らは皆殺し インターネット文化戦争 オルタナ右翼、トランプ主義者、リベラル思想の研究
社会学オルタナ右翼・トランプ主義者研究の最重要書本書は、2010年代初頭に起こったインターネット文化戦争を忠実に記録し、それが2016年のドナルド・トランプ大統領誕生に大きな役割を果たした「オルタナ右翼」となって発展する道行きをマッピングする。オルタナ右翼の特徴が、60年代カウンターカルチャーに由来する「侵犯的な反道徳スタイル」だとしたら? 本来リベラルであったインターネットのサブカルチャーは、どのように右傾化し、メインストリームを征服していったのか?【目次】序章 希望からゴリラのハランベに第1章 リ
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ボクの理科室へおいで
ライトノベル高校一年生のあたし、百武千晶が同居しているホシオは、NYから来たイトコということになっているんだけど、本当はエイリアン。でも、今はあたしと一緒に普通の高校生活を送ってる。うちの高校に、リン・パートリッジという転校生がやってきた。日本人ながら国籍はアメリカという、とびきりの美少年。どう考えてみても、あたしなんかとは無縁の人種と思っていたら、なんとデートに誘われてしまったの。ところが、ふたりで出かけた渋谷の映画館で、あたし、誰かにつけられていることに気づいたんだ。どうやらそれはホシオに関係にしている
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わたしのぞうさん
児童書目の見えない女の子が、自身の日常について語る。かくれんぼが大好きなこと、ママとおいしいケーキを作ったこと、お絵かき教室でほめられたこと、動物園にぞうを見に行ったこと……。計14編の短いエピソードから、盲目の少女の生きる豊かな世界と、彼女を見守るあたたかな家族の姿が浮かび上がる。目の見えない人がどのように「見る」のかについて、新鮮な発見をもたらしてくれる絵本。IBBY(国際児童図書評議会)バリアフリー児童図書選定作品。【目次】1.かくれんぼ2.はくぶつかん3.おりょうり4.おきゃくさん5.めっちゃ
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月刊 ココア共和国 2025年3月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、池井昌樹、一森キティ、まほろばしじみ、真土もく、木崎善夫、藤野栞、滝本政博、能美政通、まほろばしじみ、伊藤テル、トウソクジンの13名。投稿詩傑作集として45名、佳作集には77名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、
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不本意な結婚をさせてしまったのに、夫が優しすぎて戸惑っています ルーニカノベルス
ライトノベル貴族の血を引く令嬢であるにもかかわらず、家の事情で国境の砦を守る隊に所属していたルイーズ。男だけの隊の中、弟の名を騙り男装をして衛生兵の役目を務めていた。だがある日、大隊長のドノヴァンが竜との戦いでルイーズを庇って負傷し、『竜毒症』になってしまう。獣のように暴れ、最後には命を落とすと言われるこの病を鎮めるには『異性を与える』しかない。敬愛する彼のため己の身を差し出したルイーズは、抱き潰された翌朝、正気に戻り事情を知った彼から「責任をとる」と言われて求婚される。けれどこれは彼にとって望まぬ結婚。断
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在日朝鮮人作家 金鶴泳の文学と思想
社会問題在日朝鮮人文学は、一九六〇年代に至り、急激に存在感を示すようになった。在日朝鮮人文学で圧倒されたのは、登場人物の、日本文学では出会ったことのない人物像であった。大抵の場合、彼らは、日本人の蔑視、差別に遭いながらも、人間性豊かに逞しく生きていく姿を見せていた。そしてなによりも、彼らがその境遇から抜け出すためにも、在日であるからこそ民族の魂の拠り所として、分断している祖国の統一を希求する姿は眩いほどであった。そんな中に、金鶴泳がいた。――本文より政治と文学が大きなテーマであったその時代、当時の知識人