４月10日新刊『しょぼい喫茶店の本』発売開始！

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  しょぼい喫茶店の本

  池田達也人生論
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本日、新着作品『しょぼい喫茶店の本』が発売開始となりました。就活に失敗した大学生が、喫茶店を開業して結婚するまでのサクセスストーリーです。

池田達也『しょぼい喫茶店の本』

僕は働きたくなかった。ちゃんとしていなきゃいけないのがつらい。延々と人の顔色をうかがい続ける。常に誰かに許しを乞うている――。
のびのびと育った子供時代、部活で挫折してトラウマを負った高校時代。「どうしようもない自分が憎くて、嗚咽するまで泣いた」と語る著者の姿は、どこか私たち一人一人にも重なるものがあるのではないでしょうか。

就活にすべて落ち、「死にたい」とすら思った著者は、気のおけない友人の何気ない一言に救われ、ギリギリで踏みとどまります。そして、本を読みふけって自分を見つめ直すさなか、ある運命的な出会いを果たします。

出資者との交渉、喧嘩別れした両親との和解、飲食店営業許可の申請。限られた時間の中で店を開き、料理の準備に皿洗いに接客と目の回るような喫茶店業務をこなす著者。その後も新聞に取り上げられて有名になったかと思えば、思うようにお客が来なくて心身ともに疲弊したりと、手に汗握る展開が続きます。

激動の日々の中で、著者が見出したもの、伝えたかったものは何なのか。その言葉を聞けば、きっと勇気づけられ、大切な人を振り返ってみたくなることでしょう。迷い、傷つき先が見えないでいる現代の若者に贈りたい、ハートフルな一冊です。

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