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がん悪液質に立ち向かう食事 やせを防いで治療効果を高める
家庭料理 1980円販売終了
作品説明
がん悪液質のおもな症状は食欲不振と体重減少(筋肉の減少)で、進行すると生命にかかわります。飢餓による栄養不良とは異なり、必要なエネルギーや栄養素を補うだけでは充分な成果を上げることができませんでした。なぜなら悪液質は、「代謝異常による異化亢進」と「食欲不振による栄養不良」が複雑にからみ合って発症するからです。
悪液質の診断がなされないまま栄養状態が悪化し、元に戻ることができない状態にならないためには、栄養状態の改善が可能な早い段階からのとり組みがとても重要になります。ひいてはそれががんの治療効果を高めることにつながります。
外科医として勤めていた著者の森直治先生は、「患者さんの栄養状態をよくしないと、せっかく手術しても治療効果が上がらない」ことを痛感し、現在の地位に就かれました。本書は、森先生のご指導のもと、がん悪液質に立ち向かうための食生活の対策を一般向けにやさしく解説した初の書籍です。
【目次】
はじめに
第1章 悪液質を知る
第2章 治療をサポートする食事
第3章 食欲が出てくる食事
体験談 悪液質を防ぐための栄養サポート
外食・中食のエネルギー&たんぱく質ガイド
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発売日:2025/03/28
出版社:女子栄養大学出版部