内容紹介
『メディアの河を渡るあなたへ 小谷正一物語』岡田芳郎 無料試読版
電子版:990円 (税込)
978-4-86239-179-7
印刷版:3,300円 (税込)
四六判 320頁
978-4-86689-372-3

メディアの河を渡るあなたへ 小谷正一物語

著者:岡田芳郎

プロデューサーとして日本のメディアの興隆に、着想と執念と人間力で挑んだ男、
小谷正一の物語

メディアに生きる者にとって、知らずに済ますことのできない人があり、時代があり、事件がある。小谷正一こそ、その人そのものだろう。未知なるものに果敢に挑むその姿は、ある時は愚か者にさえ見られてきた。時が経ち全貌が明らかになるにつけ、先を歩いた者の大きさをいやがうえにも私たちは知ることになる。「いつだって時代は過渡期だし、キャンバスは真っ白」であることをあらためて、しみじみと、紐解きたどる時が我々には訪れる。

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【目次】

はじめに

序章 一九四六(昭和二十一)年二月

第一の闘い 「夕刊新大阪」闘牛

第二の闘い 「毎日新聞」プロ野球 パシフィック・リーグ創設編

第三の闘い 「新日本放送」開局ラジオ局の立ち上げに参画

第四の闘い 「ふたたび新大阪新聞」覆面小説

第五の闘い 「ラジオテレビセンター」オイストラッフ

第六の闘い 「電通」吉田秀雄

第七の闘い 「デスクK」日本万国博

終章 一九八三(昭和五十八)年一月

おわりに

広告の五十年 著・小谷正一

小谷正一いろはかるた

音声採録 小谷正一さんの生の声

著者紹介

岡田芳郎(おかだ よしろう)

早稲田大学政経学部卒業後、1956年に電通入社。
62年小谷正一のつくったプランニングセンター創設メンバーのひとりとして参加。その後、小谷が電通を離れても一生付き合いを続けた。営業企画局次長、コーポレートアイデンティティ室長などを経て電通総研常任監査役を務め98年に退職。大阪万博「笑いのパビリオン」企画、「ゼロックス・ナレッジイン」はじめ数々の都市イベントをプロデュース。電通のCIビジネスへの取り組みにリーダーとして、アサヒビール、NTT、JR、東京電力はじめ数多くのプロジェクトを推進した。

書評

すべての”普通”は、かつては”挑戦的なアイディア”であったはずだ。
勇気をもって、時代のキャンパスに筆を走らせた”誰か”が、必ずそこにはいた。
“普通”を更新するという、とてつもなくドラマティックな物語。
しかし、その物語の主人公は”詠み人知らず”となることを宿命づけられている。
誰が、世の中を変えたのだ。
世の中を変えるとは、いったい、どういうことなのだ。
それがこの本には書かれている。
僕は、彼に会いたかった。

水野良樹(いきものがかり、HIROBA)

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