江戸大名庭園は挑む 「名園」の復活そして都市庭園の未来
経済/社会小説 1650円販売終了
作品説明
大泉水を巡り、景色の移ろいを愛で、歌を詠み、時に鷹狩、茶を楽しむ。
さまざまな工夫を凝らした広大な庭園はかつて江戸の街のあちこちにあったという。
現在は、都立公園として小石川後楽園、浜離宮恩賜(おんし)庭園、旧芝離宮恩賜庭園、六義園の四園が遺る。
元都職員かつ造園学研究に勤しむ著者が都市における「みどりの空間」の大切さ、戦後荒廃が進んだ大名庭園復活への道のり、復元の苦労、未来に向けた取り組みを描く。
【目次】
第I章 大名庭園の誕生
(ⅰ)小石川後楽園
(ⅱ)浜離宮恩賜庭園
(ⅲ)旧芝離宮恩賜庭園
(ⅳ)六義園
第II章 失われ変わっていった大名庭園
第III章 浜離宮恩賜庭園における修復・復元
第IV章 大名庭園の景色の再生
V章 大名庭園の魅力を伝える取り組み
・ライトアップ事業(六義園しだれ桜は有名)
・各庭園ごとの庭園ガイドボランティアの養成(317名が登録)
・大名庭園を舞台としたイベントの企画(将軍御膳の体験、日本文化体験、海外のガーデナーとの交流など)
・地域と連携した街づくり(スマートシティ・竹芝構想など)
発売日:2023/09/08
出版社:株式会社はる書房
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