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星の館7 朝まで踊れ
BLコミック星の館に来た客は、従業員(ボーイ)を指名できる。そして密室でどんな淫らな行為がなされようと、誰もそこで起きたことを口外しない…。今夜、秋季人は激しすぎる客・塩瀬の責め苦に耐えていた。必ず自分を指名する塩瀬。「一晩中イかせてやろう。何回でも、何十回でも」そうして先端に棒のようなものを突き立てられ、電流による痛みと悦楽の奔流に飲みこまれる。「なぜ、逃げ出さない?」それをあなたが聞くのか? 「あなたのすべてを受け止めたいから」と…告げてもいいのだろうか?【目次】
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徳川斉昭-栄光と失意の幕末-
日本近世史「烈公」と称された幕末の水戸藩主徳川斉昭。その半生を、史料を元に丹念に追跡。藩主への就任、幕府からの褒賞と直後の謹慎。苛烈を極める藩内抗争と復権に至る道のり。藩政復帰後、異国船到来という未曾有の国難に、周囲の期待を背負って表舞台に登場する。しかし天の時、地の利はすでに望めず、「開国やむなし」に傾いていく大勢。追い詰められていくなか、斉昭が施した朝廷工作は、さらなる騒乱の火種となっていく。国論を主導し、幕末の魁となった英傑は、なぜ失意の晩年に沈まなければならなかったのか。土浦藩主にして、大坂城代を
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きみのまち 歩く、旅する、書く、えがく
エッセイ今日マチ子、初めてのエッセイ集。イラストも70点以上収録。コロナ禍で「旅」がタブーのようになっていた時期が遠い昔のように思えるいま、人気シリーズ「#stayhome日記」3部作が2023年に完結させた今日マチ子が次に描くのは「旅」。ようやく自由に旅ができるようになった喜びを噛み締めるように、台湾、伊勢、京都、仙台、つくば、金沢……という街を巡りました。異国の地で感じる想い、普段の生活とは違う高揚感。旅を通して感じた記録を、初めてのエッセイ集として発売します。【目次】台湾旅行記伊勢旅国内周遊記二〇
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富士山を壊すのは誰? 富士山登山鉄道構想が観光立国日本をダメにする
社会問題神宮外苑の次は富士山の破壊! 日本人の心の山である世界遺産富士山に湧いて出た山梨県の「富士山登山鉄道構想」。五合目の大規模開発を伴う計画は建設費1,400億円。どこまで膨らむのか疑わしい予算、一度失ったら戻らない自然を壊すずさんな計画はどこかで聞いたことがあるようなもの。世界の観光の最先端を知り尽くし、世界遺産登録運動の先導役を務めた「富士山学」の権威、国立公園の研究者らが富士山の本当の魅力、「登山鉄道」の危険、無謀さを明らかにする。開発を抑制し、原生に近い自然が残っていればいるほど、価値が高ま
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きょうはなんの記念日? 366日じてん
児童書毎日が記念日今日はなんの記念日だろう? だれが生まれた日? 自分や家族、友だちの誕生日と同じ日に、何があったかな。そんなふうに思ったら、この本を開いてみてください。366日それぞれの日の出来事を、かわいいイラストつきで紹介しています。例えば、世界環境デー、月ロケットの日、百人一首の日、図書館記念日、国際協力の日、鉄道の日、国際女性デー、大震災がおこった日など。ビスケットの日、即席ラーメン記念日、カレーの日なんて、おいしそうな日もありますよ。また、有名人の誕生日は、古代ローマ時代から現代まで
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きょうはなにして遊ぶ? 季節のこよみ
児童書日本はとくに季節のうつりかわりが、うつくしくあざやかです。その日、そのときにしかない季節をとらえて、どんなことをして遊べるかな。そう思ったときには、すぐにこの本のその季節のページをひらいてみてください。「朝日小学生新聞」の人気連載を単行本化。行事の由来や意味を親しみやすいことばとイラストで紹介します。とりあげた行事や季節を感じる遊びは、ぜんぶで50。小学生からおとなまで、1年じゅう楽しめる歳時記の本です。■春春の食べもの/春の植物/春一番/ひなまつり/啓蟄お彼岸のお墓まい
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うえをむいて名探偵
児童書「うまづらのつぼ事件」、「本をたいせつに」、そして「ライオン大王」の3つの事件が入っています。「うまづらのつぼ事件」では、つぼのおひろめパーティに、怪盗ミス・ラビットから予告状がとどきます。ミルキーたちはワールド発明社と協力し、ひみつの武器で立ちむかいますが……?サギ事件の犯人を追う「本をたいせつに」では、天才園児・たかしが活躍。「ライオン大王」では、にせ宝石づくりの犯人をつかまえに、ミルキー、宝石店の金賀社長、下っ端刑事の3人が、山の隠れ家で張りこみ調査をするようです。それぞれの「事件編」をよ
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化学兵器
軍事/戦闘機「核兵器」「生物兵器」と並ぶ、20世紀が生んだ大量殺戮兵器「化学兵器」。その威力は核兵器には劣るものの、作成に大掛かりな設備が必要なく、その種類も致死性から非致死性までと豊富なことから、「手軽な」殺戮兵器として、戦争・テロ・暗殺・暴徒鎮圧など、近現代史のあらゆる場面で使用されてきた。各種化学剤の製造法、性質、作用機序、対処法に始まり、使用法、同定法、開発史、実戦使用例、規制に至る、あらゆる面を網羅した、化学兵器のすべてがわかる本。兵器に盛り込まれた高度な技術を紐解くシリーズ「兵器の科学」第2弾【
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二年前に私を捨てた男娼が、国王になって求婚してきたのですが!? ルーニカノベルス
ライトノベルかつて自分を捨てた父から、ある貴族と婚約するよう命じられたメイヴは、その婚約者から「結婚までに身体を慣らせ」と、娼館に連れて行かれてしまう。最低かつ理不尽な扱いに溜息が止まらないメイヴだが、そこで新入りの男娼ヴィンスと出会う。自分の担当となった彼と日々を過ごすうち、素朴で優しい彼を愛おしく思うようになったメイヴ。やがて心を通わせた二人は駆け落ちを決意するのだが……。約束の日、ヴィンスは現れなかった。それから二年、メイヴの前には、なぜか隣国の王となったヴィンスが幸せそうに跪く姿があって――!?【目
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サヴォナローラ 時代・生涯・思想
世界史一般15世紀フィレンツェで共和制を樹立した修道士サヴォナローラ、多くの信徒の心を感動させ行動させた彼が、なぜ政庁舎広場で絞首刑さらには火刑の最後をむかえることになったのだろう。彼の説教や論文を読み解き、「宗教」と「政治」が相剋するルネサンス・フィレンツェの火花散る歴史と、その生涯を追跡した著書。【目次】第1章 ルネサンス・フェッラーラ、フィレンツェ、そしてイタリア第2章 サヴォナローラ本家、分家と分家家長ミケーレ第3章 誕生、そして旅立ち第4章 〈出家〉第5章 〈天啓〉、そして〈政治的〉修道士の胎動