天国さよなら
詩/短歌/俳句 1870円販売終了
作品説明
わたしが死ねばわたしはうまくいくだろう自販機煌々ひかる夜道に
*****
この世もあの世も同じ朝焼け
ひとりなのにあたたかいのは、わたしたちが「誰かの不在」でできているから。
——雲居ハルカ(ハルカトミユキ)
*****
春はもう来ないとしても生きていてあなたは苺を洗ってくれた
最低な夜に回収されてゆく廃品みんなしあわせになれ
忘れ物みたいなからだ引きずって環七 みんな 生きているかな
きみといた日々のすべてが比喩になりときどき月あかりで目をさます
暮れていく季節に置いていかれてもうつくしい誤字のように生きるよ
夢から目覚め、静けさにまどろみながらもう一度毛布をかぶるとき、傍にこの歌集があったら、「この世の天国も悪くない」そんな風に思える気がするのだ。——雲居ハルカ・解説より
【目次】
Ⅰ
晩夏、不在証明
永遠にして
あした音楽が消えても
Ⅱ
春だったわたしたちへ
ひらがなになる
まぼろしのたましい
おやすみ、ずっと春の窓
きみがかわいい呪いだったかについて
八月は夢のなか
てのひら
ぬるいみなも
わたしたちはうまく生きられたかな
還る
レイ
eureka
Ⅲ
歯並び
いないいない
とうめいな暴力、ゆれる祈り
Ⅳ
ハルシオン
lost summer
光に名前があるとして
解説 さみしければさみしいほど、光るもの 雲居ハルカ
あとがき
藤宮若菜の作品一覧
-
天国さよなら
詩/短歌/俳句 -
まばたきで消えていく
詩/短歌/俳句
