青木淳悟初期作品コレクション
文学 3190円販売終了
作品説明
「四十日と四十夜のメルヘン」はたとえば私にも、ほかの読者にも、まだ見たことのないような小説を書きたいと動かす力を持つ、書かれて20年経ったいまだに見たことのない小説なのである。250枚に満たない「四十日―」はまるで何千頁もの大長編に匹敵するスケールを持っているし、そのスケールのままこの枚数であることの面白さも詰まっている。――町屋良平(小説家)
「バイト帰りの電車で読み始めたが最後、そのまま終えることができなくなり、布団の上に正座して朝まで読み耽ることになりました。ヤバいものを読まされてしまった。徹夜など滅多にしないのに、化け物に心臓を取られたような興奮と睡眠不足で手の震えが止まらなくなっていました」(伊藤亜紗さん/解説より)
「なんなんだこれはと思いながら、それでも私らがなぜか読めてしまっているとき、青木も私らも含めた人々はみな、見たことのない「わたし」に、それが依拠するフィクショナルな資料(としてのまさにこの「小説」)に、疑いようのない実在感とともに遭遇している」(山本浩貴さん/解説より)
【目次】
四十日と四十夜のメルヘン
四十日と四十夜のメルヘン
クレーターのほとりで
いい子は家で
いい子は家で
ふるさと以外のことは知らない
市街地の家
このあいだ東京でね
さようなら、またいつか
このあいだ東京でね
TOKYO SMART DRIVER
障壁
夜の目撃談
ワンス・アポン・ア・タイム
日付の数だけ言葉が
東京か、埼玉──家と創作ノートと注釈──
私のいない高校
私のいない高校
解説 私の止まり木 伊藤亜紗
日記と小説に挟まった資料(materials) 山本浩貴(いぬのせなか座)
あとがき(今回のメルヘン修正について)
