新着作品
あぢさゐだつたらあぢさゐの中
詩/短歌/俳句 2420円販売終了
作品説明
存在と非存在の境界を問い
繫がりを模索し続ける渡辺松男の
新たな地平線が、
この歌集から見えてくる
かりん叢書451篇
装幀/装画 外間隆史〔未明編集室〕
【収録歌より】
泡だから泡だつてゐる泡の中 あぢさゐだつたらあぢさゐの中
日に一度巻いてやらぬと古時計止まつてしまふ かういふの好き
かがみの奥のわたしから手ののびてきてどんなにのびてもわれへとどかぬ
石楠花の群落のなかに耳をおき耳よ愉しめわれは去るから
至仏山頂上に立ち日輪は天にある傘闇をさえぎる
【目次】
もくじ
Ⅰ
悲
牡丹
しうめいぎく
傘
古時計
靴
ポケット
ひまはり
鏡
短刀
手
魚市
四手沙参
Ⅱ
抱卵
蚊
蟋蟀
蟬
蜂
蝶
蜻蛉
鶏卵
鳥
鴉
Ⅲ
家が鳴りだす
顔が糸瓜のやうに長い日
ぽこぽこの影
突端
くうかん
図案
からだ(一)
嚙む
夏祭り
まぼろしでなき方
あの子
なんの遊び
鳥瞰とルーペ
Ⅳ
籠城
桜下
花鋏
地球に乗つてゐるのが怖い
衣装
脳の状態
太陽を蔵へる雲
赤城を洗ふ
ふしぎなところへゆきぬ
飛べよ 流れは
Ⅴ
きより(一)
からだ(二)
のちの静けさ
葉のやうな死
きより(二)
豪雪のごときにあらざりしかど
きより(三)
ひかり
しあはせ
おうゑん
ゆめ
きより(四)
あとがき
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発売日:2026/08/06
出版社:書肆侃侃房
