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注目作品
出雲國まこも風土記
雑学/知識奈良時代に編纂された『出雲國風土記』は完本に近い形で残っています。そこでは出雲の様々な産物のなかに「まこも」というイネ科の大形多年草も記載されました。マコモタケというキノコの一種を茎に宿すマコモ、出雲大社の神事にも使われる真菰、古来、人々の衣食住によりそってきたまこも。様々な顔を持つまこものことを分かりやすく解説した本です。出雲まこもの歴史と現在の役割を世にしらしめるために編まれました。【目次】はじめに第一章 マコモとマコモタケ第二章 聖なる植物、真菰第三章 まこもと民草第四章 まこもの健康機能
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猫の寄り合い
文化/民俗長野県の北部の小川村は、縄文時代から続く村里で古い伝承が残っている。若者が去った山奥の集落には、年老いた人々と猫が支えあって生きている。この本で語られる小物語は、村に伝わる天災や事件について、猫を語り部とした創話である。また、ムクという猫を飼っていた老女に猫の持つ不思議な癒しの能力について語らせている。そして、物語の舞台となった地名や神社仏閣は、実際に小川村に現存している。その意味で、この物語は、小川村の観光案内にもなっている。【目次】唄うムク灯灯無尽山伏と馬方道祖神になった猫空蝉の旅立ち猫の足
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注目作品
ハムスターのきもち
エッセイ喜び、怒り、哀しみ、楽しみ…、これらは何も人間だけのものではありません。片手にちょこんと乗るほどの小さなハムスターでさえ、さまざまな感情があります。ハムスター歴、ほんの4年足らずの著者が見た彼らの人情っぽい面々を、アメリカ生活のエピソードと可愛いイラストを交えて紹介します。これからハムスターを飼おうとしている読者にも、またハムスター歴の長い読者にとっても、とにかく世のハムスター好きにぜひ一度読んでもらいたいエッセイ。心がほっこり温まる、やさしいストーリーです。 【目次】 はじめに 我家
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Q&A盲導犬
福祉「盲導犬は素晴らしい!」 これまで三頭の盲導犬とともに歩いてきて心からそう実感する著者が、「盲導犬と暮らす」ことをテーマに、さまざまなエピソードを通して盲導犬との実生活、社会参加の様子、視覚障害者の置かれた状況について、ありのままに答える等身大の盲導犬Q&Aガイド!
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電子絵本・盲導犬アンドリューの一日
児童書ドア、階段、交差点、駅などで、盲導犬がどんな働きをし、ご主人をいかに安全に導くかを、盲導犬アンドリューの目を通して、わかりやすく、時にユーモラスに描いた絵本です。 「二人五脚」「盲導犬ハンドブック」でおなじみの松井進さんの文に、鈴木びんこさんがやさしいタッチの絵をつけた絵本です。
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盲導犬の訓練ってどうするの?
福祉アイメイト(盲導犬)の使用者が犬たちとどのように出会い、どうやって信頼関係を築いているのか、その軌跡をご紹介した本です。 著者にとってアイメイトは目の代わりであり、身体の一部ともいえる存在です。彼らの献身的な協力のおかげで、著者は仕事を持って経済的に自立し、ボランティア活動をし、家庭生活を営み、余暇を楽しみ、社会に参加することができるのです。 ・第1部 別れとハネムーン 1日目ー2日目/ロミオとの出会い/結婚式とハネムーン (コラム1)盲導犬と一緒に歩く 他 ・第2部 歩行訓練